個別仕様(特注品)
当社では標準品以外にお客様のご要望に沿った特注品を1台から製作致します。
長年の磁性流体シール製造で培った設計・開発技術、生産、製造技術を駆使して、お客様に必ずご満足いただける製品を製作致します。
特注品製作の流れ
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使用条件表入力
いただいた情報を元に、使用条件表に記入いたします。
条件表記入の際は弊社営業からご質問させていただきます。
また、予めご予算も確認させていただければ、その後の図面提案がスムーズに行うことができます。 -
お打ち合わせ
使用条件表を元に、設計部隊を交えてお打ち合わせを行います。
Zoom等によるリモート打ち合わせも可能です。
組付け方法等を確認させて頂き、図面作成に臨みます。 -
図面作製、仕様締結
図面提出後、修正箇所をご教示頂き、ブラッシュアップしていきます。
図面に仕様条件も記載されていますので、併せてご確認頂きます。
内容合意頂き、図面に承認サインを頂きます。 -
お見積り書提出
お見積り書にて価格、納期を提出いたします。
特注例
多軸シール
通常の磁性流体シールが1軸回転機構であるのに対して、2軸以上の回転機構を付帯できます。各シャフトは独立しており、個別の回転数にて回転することが可能です。
直動ベローズ組み合わせシール
シャフトが回転すると同時に、ユニットが軸芯方向へ伸縮運動を行います。
防塵シール
主にロボットアームの関節部に使用されます。
ラビリンス構造付き
真空側接続部にラビリンス構造を設け、粉塵や副生成物のユニット内侵入を防ぎます。
ガス導入機構付き
ハウジングケース内からシャフト軸中心にガス導入路を設けます。シャフト先端からガス導入、または吸引が可能になります。
高圧型シール
磁性流体シール部を耐圧構造にすることにより、Max0.99Mpaまでの耐圧性能を付加することが可能です。
パージ機構付き
接続フランジ端面にガスパージ孔を付加することができます。ガスパージすることにより、蒸着成分等が磁性流体シール内に侵入するのを防ぎます。