2022/12/14
年末年始の休業に関するお知らせ
リガクX線装置の中核を成す要素部品。
要素部品事業部はこれら構成品のエキスパートです。
長年のX線装置開発で培った技術を活かし、最先端の主要機器を販売致します。
2022年1月より理学メカトロニクス(株)から
(株)リガク要素部品本部としてスタートを切りました。
理学メカトロニクス時代の主力製品である磁性流体シールの他に
X線発生器、X線検出器、高圧電源ユニットが加わっております。
研究開発から量産まで、お客様の要望に沿った製品を提案させて頂きます。
磁性流体シールは「長寿命」「コンタミレス」「高真空・高耐圧」「高速回転」を特徴としており、オイルシールなどの汎用シールと比較して高性能の効果を発揮し、主に半導体、FPD業界の真空装置内の回転機構シールユニットとしてご使用頂いております。
長寿命
回転軸と固定部での接触がなく、
摩耗による消耗がありません。
コンタミレス
シール材が液体であるために、回転時の摩耗によるパーティクルが発生しません。
高真空・高耐圧
磁気回路の形成により、磁性流体がOリング状に
固定され、強いシール性能を発揮します。
高速回転
液体でシールするため、損失トルクが少なく、
高速回転も可能です。
リガクグループ内で磁性流体シールに特化したスペシャル集団。半導体と共に歩んで30年。
磁性流体シール30年の歴史
当社は磁性流体シールの製造、開発を始めて30年の歴史もつ老舗メーカーとなります。その30年分のノウハウの蓄積量は他社には負けない自信がございます。また、現状に満足することなく、日々研究開発を重ね、技術のアップグレードを行っております。
特注品対応
当社製品の多くは、専用図面を作製した特注品です。お客様に寄り添った製品開発をモットーとして、1台のスポット生産から量産まで、お客様目線に立ち、当事者意識をもって対応致します。品質、コスト、納期全てで満足して頂ける製品を提供するためには?を日々、意識し、業務を行っております。
リガクグループ
X線分析機器のリガクグループに属してしる当社は、リガク敷地内に位置しております。分析機器開発、製造で培った解析ノウハウを駆使し、熱解析シミュレート、磁性流体分析、定量、同定評価等を行い、一歩先の提案を行うことができます。また、当社の磁性流体シールを搭載したリガクX線分析装置はワールドワイドに幅広い分野でご使用頂き、高い信頼性を得ております。
徹底した品質管理
リガクの磁性流体シールは半導体の歴史と共に歩んできました。究極のクリーン度を求められる半導体業界ではシール部品においても、同様のレベルが求められます。当社では、磁性流体シールがただのパーツ部品とは考えておりません。前工程での徹底した部品洗浄、後工程でのクリーニング等、コンタミ起因を排除して製品を提供致します。
これまで、リガクの磁性流体シールは主に半導体製造装置、FPD製造装置、
太陽電池製造装置などの先端産業の回転シールとして使われてきました。
損失トルクが少なく、高速回転も可能という利点と、
「クリーン」「高真空・高耐圧」「長寿命」という優れた特徴は、様々な業界から
あらゆる課題に対応できるシールとして注目を集めております。